八水蒲鉾の地域へのこだわり

 意外にも、愛媛で文明の明かりが初めて灯った町は八幡浜市保内町。 四国一の水揚げを誇る八幡浜港を有する漁業の町の一角に、文明開化の音が愛媛で最初に鳴り響きました。旅情を感じる昔ながらの港町に、当時の繁栄の面影を今に伝える街並みが残っています。

 海から川を少し遡ると見えてきたのが美名瀬橋(みなせばし)。昭和8年に造られた橋で、当時は橋の親柱には灯篭があり、火がともされていたといわれています。老朽化のため平成10年に改修工事が行われたとはいえ、今もまだ当時の面影を色濃く残しています。

 美名瀬橋の向こうには、とてもレトロな赤レンガの建物が残されています。東洋紡績(当時の宇和紡績)は、明治20年に愛媛県で最初に設立された紡績会社で、四国で初めて電灯が灯った場所です。昭和35年に閉鎖しましたが、赤レンガ倉庫は今も残り、当時の華やかな時代の面影を今に伝えています。特に夕暮れ時、夕日を浴びた赤レンガはレトロな雰囲気をより一層深め、とても美しい。

 赤レンガ倉庫の横、川沿いの道は木道のような遊歩道が整備されています。ここは「もっきんロード」という愛称で地元の人に親しまれています。確かに、ずらりと横一列に並べられた木の板は、木琴のようにも見えます。木琴のそれとは言い難いが、歩くと優しい木の音が響き、とても気持ちいいまるで木琴を叩いているようです。全長350m、幅4m地元の高校生や犬の散歩をする人が行きかうこの道は、とても旅情があふれるいい場所です。

 美名瀬橋から見る保内町川之石の町並み。ここ以外にも、赤レンガの通り、公会堂や洋館など、味のあるレトロな建物がこの周辺には残っています。今はとても静かなこの町。しかし130年ほど前には、愛媛で最初の銀行(伊予銀行の前身)が開業するなど、産業の中心として栄えていました。時間があれば、ゆっくり町の中を散策して、当時の繁栄の面影を探してみるのも面白いのでは・・・・。

【保内町川之石の赤レンガ倉庫と「もっきんロード」】
場所 愛媛県八幡浜市保内町川之石
交通 松山自動車道大洲ICより車で約35分
駐車場 なし


美名瀬橋 もっきんロード 東洋紡績
■美名瀬橋(みなせばし)
老朽化のため改修工事が行われたとはいえ、今もまだ当時の面影を色濃く残しています。
■もっきんロード
歩くと優しい木の音が響きとても気持ちいい!まるで木琴を叩いているようです。
■東洋紡績
四国で初めて電灯が灯った場所です。赤レンガ倉庫は今も残り、当時の華やかな時代の面影を今に伝えています。

法律に基づく表示お問い合わせご注文一覧メールマガジンの購読ホーム


Copyright 2008 Hassui-kamaboko. All Rights Reserved.